NTT東日本およびNTT西日本(以下、NTT東西)は、日本を代表する金箔ブランド「箔一」とのコラボレーションで、新たに慶祝用電報台紙「金箔電報」を、2018年9月18日(火)より全国で販売開始しました。
今回でNTT東西は4ヶ月連続で新商品を発売しています。NTT東西が電報に力を入れていることがわかります。

特長
この電報台紙は、金沢で約400年の歴史を持つ伝統的工芸品「金沢箔」を使用した電報台紙が特長です。
格調高い黒を基調にして、中央部分には金箔をふんだんに使用。特別な加工で独自の色合いを表現した金沢箔を一枚一枚手ちぎりで貼り仕上げ、真ん中には本金箔を使用した梅3輪が描かれています。独特の装飾技法を用いて梅を立体的にデザインした、職人の技術の粋を集めた金箔の電報台紙です。
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中央部分は取り外して、コースターとしてもご使用いただけます。
コースターのサイズは、
約9.5cm×9.5cm×0.25cm
特別なお祝いをよりいっそう演出する贈り物として、結婚・誕生日・記念日などのプライベートなお祝いはもちろん、就任・栄転・叙勲といったビジネスシーンなど様々な場面でご利用いただけるとのこと。
価格は、
7,000円(税抜き)
と、高級な台紙ですが、日本の伝統文化の一つである金箔をあしらった高級感あふれる電報台紙は、お祝いのシーンによく合う台紙ではないでしょうか。
箔一について
日本の金箔生産は、石川県金沢市で99%を生産。国内生産をほぼ独占している生産地です。その金沢で、金箔そのものだけではなく、金箔を使った美術工芸品や雑貨・文房具、化粧品、インテリアの製造・販売と、建物の内外装などを初めて手がけたのが「箔一」です。
金沢の金箔業者は、屏風や仏壇、漆器の製造業者に金箔のみを納める素材メーカーが主流でした。そんな中、昭和50年(1075年)に金箔を施した最終商品の製造・販売をすることを目的に箔一は創業されました。物産展を通じて販路開拓を進め、東京スカイツリーや成田空港の内装にも採用されました。
その他、昭和51年(1976年)に、全国で初めて金箔打紙製法によるあぶらとり紙を開発、特許取得し商品化しました。
金地金を叩き広げる際、地金をはさむために用いられてきた専用の和紙を箔打ち紙といいます。箔打ち紙を金箔づくりに10年ほど使い込んでそれ以上使えなくなった「ふるや紙」は最高のあぶらとり紙として、伝統的に京都の舞妓など花街の女性の化粧用に珍重されてきました。それを一般に広め、あぶらとり紙のブームのきっかけをつくったのが箔一です。
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現在箔一は、金沢箔の製造を事業の中心として、工芸品、化粧品、食用の金箔などの事業や、建築の内装装飾の事業、箔加工のB2B事業を展開しています。
金沢の観光、地域の発展及び、金沢箔の文化発展、継承に貢献するために、「箔巧館」という金箔の総合ミュージアムも運営しています。
ハート電報の金箔電報
金箔電報は、ハート電報からも発売されています。
こちらの金箔電報は、まばゆいばかりの全面 ”金”。
たいへん豪華な仕上がりとなっています。
中央には羽ばたく孔雀が描かれており、孔雀の羽は一枚一枚に緻密なカッティングが施されていて、手間のかかった作りになっています。
使用している金箔は、金沢産の由緒ある金箔です。
値段は、さらに高級で、
13,540円(税込み)
です。
大変豪華な作りですので、その豪華さや格調の高さを感じることができ、大切な人のお祝いの席にピッタリの一品です。
詳細は、ハート電報のこちらページで紹介されています。
まとめ
キラキラ光るおめでたい金。
金箔はお祝いの席を飾るのに絶好の品でありますが、意外にも金箔電報は、他社を見渡してもあまり商品ラインアップがありません。
現在、電報の高級化、高価格化の傾向にありますので、今後他社からも金箔を使った電報が発売になるかもしれません。
ところで、
NTT東西の新製品ラッシュが収まりません。毎月のように新製品を発売しています。今後これがどのくらい続くのか、継続して見守りたいと思います。




